ユーロドル、1.1550割れで下落圧力強まるか
ユーロドル、下落基調鮮明に
ユーロドルは、米ドルに対し新たな下落局面に入り、1.1550ドルの節目を割り込んで取引されている。4時間足チャートを見ると、同通貨ペアは1.1565ドルのサポートを破り、さらに1.1550ドル水準を下回った。これは、4時間足の100期間単純移動平均線(赤色)、および200期間単純移動平均線(緑色)を下回る動きでもある。加えて、1.1520ドルにサポートを持つ上昇トレンドラインも下抜けている。
現在、同ペアは1.1410ドルのスイング安値から1.1639ドルの高値までの上昇分の61.8%フィボナッチ retracement レベル近辺で推移している。上値では、1.1550ドルおよび100期間単純移動平均線付近で売り圧力に直面している。最初の主要なレジスタンスは1.1580ドルに位置する。もし1.1600ドルを明確に超えることができれば、1.1640ドルへの上昇の可能性が開かれるだろう。しかし、1.1600ドルを上抜けられない場合、さらなる下落が始まる可能性がある。
今後の焦点とサポートレベル
下値を見ると、直近のサポートは1.1500ドル近辺に確認される。最初の重要なサポートは1.1440ドルにある。この水準を明確に下回るような取引となれば、大幅な下落を招く可能性がある。その場合、数日中に1.1400ドルを再訪するシナリオも考えられる。
金(XAUUSD)の価格動向も、新たな下落の兆候を示しており、4,250ドル水準への下落の可能性も示唆されている。市場参加者は、これらの動きが今後の為替市場や商品市場にどのような影響を与えるか注視している。
注目すべき経済指標
今後の経済イベントとしては、以下のドイツの消費者物価指数(CPI)発表が予定されており、市場の注目を集めている。
- 2026年3月 ドイツ消費者物価指数(前年同月比、速報値): 予測 +2.1%、前回 +1.9%
- 2026年3月 ドイツ消費者物価指数(前月比、速報値): 予測 +0.9%、前回 +0.2%
これらの指標は、欧州中央銀行(ECB)の金融政策スタンスにも影響を与える可能性があり、ユーロ相場にさらなる変動をもたらす要因となり得る。
